【役立ち知識：商標】標準文字 （2017/04/03）

特許庁長官が指定する所定の文字列のみからなる文字商標は、標準文字として商標登録を受けることができます。 　標準文字は、明朝体に似た書体のもので、漢字、数字、アルファベット、ひらがな、カタカナ等が含まれます。商標がロゴのように図案化されていたりするような場合は、標準文字として認められません。 　又、標準文字による登録商標の範囲は、願書に記載した商標そのものではなく、標準文字に置換して現したものに基づいて定められます。公報なども標準文字に置き換えたものが掲載されます。 　この標準文字の指定が平成２９年１月１日以降から改定されています。新しい標準文字の指定では、中には字形が大きく変わったものもあります。例えば、我らが「葛西特許事務所」の『』の文字は、『』に変更されていますので、改定前後で少しイメージが違ってくる感じになります。このように、今回の改定で字形が大きく変わったものもありますので注意が必要です。

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