【手続情報：意匠】意匠における優先権書類の電子的交換制度の導入 （2020/02/07）

２０２０年１月１日より、とうとう意匠のＤＡＳ（デジタル・アクセス・サービス）コードを利用した優先権書類の電子的交換が可能になりました。これまで外国意匠出願において、日本での意匠登録出願をもとに優先権を主張する場合で、優先権書類の提出を求められる際には、日本の特許庁に優先権証明請求書を提出して当該書類を取り寄せる必要がありました。しかしこれからは、出願先がＤＡＳを利用して優先権書類を取得できる庁・機関である場合、ＤＡＳコードを出願先の規定通り示すことで、日本の特許庁から書類を取り寄せる必要がなくなります。 　そのＤＡＳコードをどのように入手するかですが、オンライン出願をした場合は、出願後即座に送られてくるオンラインによる出願受領書（出願番号通知）に記載されています。書面出願をした場合は、後日特許庁から送られてくるハガキによる出願番号通知に記載されています。 　ただし１つ注意点があります。意匠のＤＡＳが利用できるのは２０２０年１月１日以降に出願された意匠登録出願のみです。そのため、２０１９年１２月３１日以前に出願された意匠登録出願では残念ながら利用できません。 関連リンク： 特許庁「DASを利用する際に日本国特許庁に行う手続について」

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